琉球王朝時代から続く紅型三宗家のひとつ
城間家十六代目当主・城間栄市氏の六通柄の九寸名古屋帯です。
十四代目祖父・栄喜氏が戦後、琉球紅型を復興させ、十五代目父・栄順氏が現代の和服に合うような色や柄を展開し、日本全国に琉球紅型の愛好家が増えました。
そして、十六代目・栄市氏が琉球紅型の新たな独創的な世界を広げています。
『想い出』(おもいで)
インドネシア王国の紋様です。
国王へ献上した栄市氏のデザイン <琉球交易時代から現代へ>
柿渋染により白茶色で透け感があり、等間隔に立体感ある縞が表され洒落た生地に、紅、藍、茶、緑、黄色といったたくさんの色で、インドネシア王国の紋様である鳥を鮮やかに染めています。
色数は多いですが、生地の雰囲気や色ををそのまま活かした落ち着いた雰囲気に仕上げています。
仕立ての際、白色の帯芯を入れると、生地の明度が上がり、色の入った(薄茶系)帯芯を使うと濃いめの色になります。ご希望がありましたらお伝えください。ご指定がない場合、通常は白色の帯芯で仕立てます。
紅型の名古屋帯は、無地の着物や紬の着物にすっと合せることができ、南国の雰囲気を気軽に楽しむことができるので、全国的にとても人気の高い染め名古屋帯です。
【着物コーディネート】
無地風の着物や紬にとても合うのが紅型名古屋帯です。
江戸小紋やお召しにも合いますし、結城紬や塩沢紬にも!
特に、同じ南国で織られている大島紬には泥、藍、白ともとても相性が良く、ご来店されるお客様にもそのようにオススメしています(^ ^)
この帯は特に、淡い色の紬に合わせて頂きたい一品です。
白大島など特に似合うと思います。
コーディネートについても、メニュー>お問い合わせ からお気軽にお問い合わせください(^ ^)
【琉球紅型】
紅型は、南国色豊かな色彩と緻密な柄ゆきがその魅力で、染織物の宝庫と言われる沖縄で唯一の染物です。
紅型(びんがた)の「びん」は色彩、「がた」は模様と言われています。
紅型は、14~15世紀の琉球王朝の交易文化の繁栄と共にその技法が確立し、琉球王府の保護のもと発展しました。紅型の独特で多彩な模様と色の美しさは、多くの人々を魅了し、日本のみならず海外からも高い評価を受けています。
【仕立て】
名古屋仕立て(国内手縫い)
※開き(鏡)仕立て、松葉仕立てをご希望の場合は、カテゴリー>仕立て からご希望の仕立て方を選んで頂き、一緒にカートへ入れて下さい。差額が加算されます。
※ご入金確認後、お仕立て始め、約4週間で発送いたします。お急ぎの場合はご連絡下さい。できる限り対応させて頂きたいと思います。
※お仕立て開始後のキャンセルはお断りしております。ご了承のほどよろしくお願いいたします。
【詳細】
本場琉球紅型九寸名古屋帯
<作家> 城間栄市(城間びんがた工房十六代目当主)
<素材> 純国産正絹 柿渋染
<柄> 想い出(おもいで) (六通柄)
<色> 全体を白茶で
紅、藍、茶、緑、黄色 ※注1
<仕立> 名古屋仕立て(国内手縫い) ※注2
<長さ> 仕立て上り 約3.6m ※注2
<幅> 太鼓部 約31cm 胴巻部 約15cm ※注2
※注1 写真の色は実物と微妙に異なることがあります。
※注2 名古屋仕立てとなっています。開き(鏡)仕立て、松葉仕立てをご希望の場合は、カテゴリー>仕立て からご希望の仕立て方を選んで頂き、一緒にカートへ入れて下さい。差額が加算されます。
【ご注意】
※写真の色は実物と微妙に異なることがあります。どうぞご了承ください。
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※ 実店舗でも販売してるため<在庫有り>の場合でも処理が間に合わず品切れの場合がございますのでご了承のほどよろしくお願いいたします。その際はご連絡いたします。